自分本位。

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DEAD or HAGE:ワクチン接種の葛藤

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当然のことながらワクチンは命を大事に考えるならば接種すべきだ。
しかしながら、ワクチンを接種するしないの判断はやはり思想の自由と同じように個人に委ねるべきだと思う。

以前からつぶやいているが皆がやっているんだからお前もやれよ的な雰囲気。こういった同調圧力は納得がいかない。あくまでも各個人メリットデメリットを考慮したうえで自分の意志・判断で決めるべきだと思う。

私自身なぜまだワクチンをうっていないかというと、

・ネットで接種予約しようと思ったが、いつまで経っても空かないので面倒すぎて打つ気が失せた。

・短期間で特急で作られたワクチンなので本当に安全なのか多少の疑問がある。(実際、副反応の声がある。)

・副反応で抜け毛が増えた。酷い人でハゲてしまったという声あり。
こういったことがワクチン接種を躊躇っている主な理由である。

実際、現在これだけ感染者数が減っているということは効果があるというのは事実だろう。しかしながら一方では何らかの副反応が生じていてそれに悩まされている人が一定数いるということもまた事実なのではないかと思う。

私にとって一番問題なのは副反応でハゲたという話である。ここで「他人や自分の命より髪が大事なのか」といった反論がくるだろう。そりゃあ命がなければ何もできないので命が大事に決まっている。

news.yahoo.co.jp

しかし、もしワクチンの副反応で30代で若くして髪がなくなったらと想像してみて欲しい。ワクチンでこのコロナを乗り越え生きながらえても陰で周囲から「うわあ、あいつ若ハゲだ・・・」とか、「あいつ頭皮キてるな、かっこわりーww」といった感じで哀れみ、嘲笑される人生を送らなければならないことは容易に想像できる。生き地獄だ。

ただでさえ最近ストレスがものすごく、白髪が少しずつ増えてきて気になりだしてきた。そんな矢先にもしワクチンが追い打ちとなって白髪どころか抜け毛が進行したとなればこれはもはや死活問題である。
元々家系は代々ハゲが一切いないハゲとは無縁のDNAが受け継がれている。多毛で剛毛のフサフサの家系だ。だのにここで自分がハゲになってしまったらこのDNAにキズをつけてしまうことになる。

Twitter上で「ワクチン 抜け毛」と検索するとワクチンの影響で抜け毛が増えた、円形脱毛になった等と嘆くツイートが一定数確認できる。想像以上に多い。
これは所謂反ワクチン派・陰謀論を唱える人間達によるデマなのか、元々ハゲかけていた人がワクチンに責任転嫁しているだけなのか、重い病気の治療などで髪が抜けてしまった人のデマなのか、それとも事実なのかは全く判断が付かない。
とある有名人が昔、「うそはうそであると見抜ける人でないと(掲示板を使うのは)難しい」といった発言をしているがこの件においては全くもって判断が付かない。

ワクチンでハゲるのが事実であるとするならば、恐らく飛行機で事故に遭う確率、宝くじで当選する確率ぐらい確率が低いものなのかもしれない。そう思っても不安を拭い去ることはできない。どうしてもハゲになることだけは避けたい。白血病やガンの治療で髪が抜けてしまったらそれは仕方ないとあきらめがつくがワクチンではなんか納得がいかない。
ワクチンによってもし私がハゲになったとしても国やワクチンの製造元等、誰も保証したり助けたりしてはくれない。あくまでもワクチンは任意という位置づけでハゲ保険がないのだ。もしもワクチンのハゲ保険があるならばぜひとも保険料を払いたい。私自身反ワクチン派でもなく陰謀論を唱えようとも思わない。ただ純粋にリスクなくワクチンを打ちたい。願いはただそれだけだ。

ハゲの話ばかりになってしまったが今問題なのはコロナに備え、生き延びること。死か生か、デッドオアアライブ的な状況というのは理解している。その一方で私には死かハゲか、つまりデッドオアハゲという重大な問題も突きつけられている。

銃を額に突きつけられ、「ここで死ぬか、一生ハゲになるか、今すぐ選べ」と言われたら苦渋の選択でおそらくハゲを選んでしまうだろう。快くハゲと即答できるほどハゲは軽いものではないのだ。(髪はないので頭はスッキリ軽くなっているだろうが)
もしもハゲを選んで生き延びたとしてもその後は悩み・苦しむ生活が待っているに違いない。ジェイソン・ステイサムやヴィン・ディーゼル、ケン・ワタナベといったハゲになるべくして生まれたようなハゲが似合いすぎる人達であれば良いが、不運にも私はそのような外見を持ち合わせていない。

ハゲだけに激しく悩む問題である。