自分本位。

株とモノ批評、時々小話。なんでもことばに。

「やりたい仕事だけやる、それ以外は興味なし」

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ライアンとデイジー - 汽車のえほん・きかんしゃトーマス Wiki*

子供が観ていたきかんしゃトーマスの話のなかでこのような事をあるキャラが言っていた。(ほんの一部だけ観ただけだったので違っているかもしれない。)好き嫌いが激しい性格のキャラらしい。子供の教育になるアニメでこのような事を言うとはもうそんな時代になったのかと思った。

調べてみるとどうやら実際の話は違った。調べてみるとこの話はやりたくない仕事をやらないデイジーという列車が、親友のライアンという列車に仕事を全部代わりにやってもらう。そして反対にデイジーも、やりたくない仕事をやって(駅長に強制的にやらされる)ライアンを助ける。というもの。友達同士互いに助け合うべきだというような友情の在り方を説くような話だ。

この話を自分なりにかみ砕くと3通りに解釈ができた。

①世の中には嫌なことも我慢してやっている人もいる、だからお前も我慢しろ。あるいはそうやって頑張る人・友を大事にしろ

②社会は好きな事だけでやっていける程甘くはない。やりたくない事もやらなければならない。それが当たり前のこと。

③べつに無理して嫌なことをやる必要はない。自分の好き(得意)なことを一生懸命やってもいい。ただそれは時に責任が伴うことがある。

といったことだ。
解釈の仕方はそれぞれある。自分の場合、③のような意味ととらえた。ただの子供のアニメなのだが、今の自分の生き方に訴えかけるような話だった。今の時代、学校にいかないユーチューバーもいるくらいだ。Z世代という事も生まれ、これまで当たり前だったことも当たり前でなくなる世の中になっている。時代は急速に移り変わる。時代の流れとともに「普通」の在り方が変わってくる。

たかがアニメの話だったのだが、なんだか背中を押された気分にもなった。自分の人生なのだから覚悟を決めるしかない。