自分本位。

株とモノ批評、時々小話。なんでもことばに。

読書:何者かになるのは決してむずかしいことじゃない

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彼の代表曲は知らなかったが大好きなクレバとよくコラボしているので読んでみた。

 

内容は大まかに、

どんな分野でもいい。自分の好きな事に向き合いとことん突き詰めること。
人生の大半を好きな事(ギター・音楽)に打ち込んできた事で著者自身のスタイル・アイデンティティ・ブランドを確立したといった内容。
著者の場合は音楽・芸能というジャンルのプロだけど自分も生き方を見直して何か武器にできるものを磨いて成長していけばきっと何者かになれるといったメッセージ。読んでモチベーションが高められた。
現状に甘んじることなく新しいことや上のレベルに積極的に挑戦し続ける姿勢も自分の見習うべき点。

タイトルの「何者かになるのは決してむずかしいことじゃない」という「何者か」になるということは自分自身を見つめ、好きな事に向きあい、努力を惜しまず挑戦することだ。

そして徹底的に突き詰めればどんな分野であっても多少なりとも自身の存在価値を高め、誰かにとっての「何者か」になれるはずだというメッセージ。

著者の生い立ちや、経歴等の前情報には触れずに読んだがこれを読んで彼のファンになった。
一流のアーティストとして活躍する傍ら国連の仕事や俳優業もこなすという素晴らしい経歴の持ち主だということを知り驚くばかりだ。
見かけばかり良く見せようとする中身が伴っていないような人間も多い中、彼は真のアーティスト(表現者)だと感じた。大変読みやすく、非常に勇気づけられる一冊。