デルタ航空がジョビーへの投資を発表
日経新聞の報道によると11日、デルタ航空は空飛ぶクルマを開発する米国スタートアップのジョビーに6000万ドル(約87億円)を出資すると発表した。さらに、実用化にむけた進捗状況をみた上で最大で2億ドルを投じる方針とされていることも分かった。
まさにけた違いの莫大な投資だ。開発競争が激しさを増す中、今回の投資によりジョビーは競争をより優位に進めることができるはずだ。フランスの調査会社によるとeVTOLの市場規模は2026年にかけて年平均23%拡大すると予想しているともいわれている。
ジョビーは既にトヨタ自動車からの出資を受けており、協業も発表している企業だ。既に実用化に必要な認可を取得しているということもあり、同社への期待はより高まる。
ジョビーが日本で型式証明の認証申請
米企業、「空飛ぶクルマ」日本で認証申請 日米が商用運航へ協力合意(毎日新聞) - Yahoo!ニュース
さらに昨日、ジョビーは国土交通省に「型式証明」の取得を申請したと発表した。型式認証は機体が安全だと示すための認証。これを取得すればジョビーにとって大きな追い風となること間違いなし。日経新聞によると空飛ぶクルマでは日本国内で型式認証が取得できたメーカーはまだないとされている。取得できれば2025年の大阪万博での実用化にも一気に前進だ。なお、2021年にスカイドライブが申請しているが取得はできていないとのこと。
今朝ヤフーのトップニュースに出現。日本国内での知名度の高まりに期待。
ひとこと
空飛ぶクルマに関して否定的な見方も多い中、これだけ投資が積極的な状況を見るとやはり意地でもevtolを実用化・実現させてやるという各企業のやる気・メッセージが感じられる。大手企業がそろって投資してきているため、課題はあれどいずれ実現するのではと期待度は高い。
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