自分本位。

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ゼブラのボールペン:ブレンが素晴らしい。たった150円で世界が変わった。

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私の好きな歌手:クレバ氏に影響されてしまい、先日文具屋でボールペンを衝動買いしてしまいました。個人的に大当たりした文具(ボールペン)を紹介します。

紹介するペンはゼブラのブレンです。(使用しているのは0.7mm)
私は文具マニアではありません。ただ数年前、営業時代に文具関係の顧客を担当していたことがあり、業界の勉強も兼ねて文具を買いあさっていた時期がありました。
なので多少はペンの品名・特徴などは分かるものはそこそこ分かる程度です。人並みレベルに少し毛が生えたくらいは詳しいようなレベルだと勝手に思っています。
このペンが素晴らしいポイント大きくわけて3点です。個人的な視点で良いところを3つ挙げます。

 

デザイン

光沢のないマットのような質感となっています。
モノトーンの色合い。無駄な装飾が一切なく余計なものを排除したミニマルかつシックな外観となっています。

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bLenというロゴも主張することなくひっそりと刻まれています。
感覚ですが、スウェーデンとかフィンランドにありそうな欧風デザインという印象をうけます。
黒が好きな私にピッタリのデザインです。外観でまず150円には全く感じられません。200円以上と言われてもおかしくない外観です。
売り場ではこれだけ他と違うユニークなデザインで目に留まりました。

 

書き味

これは自分だけかもしれませんが普段より上手に字が書けるようになりました。
すんごいなめらか。軽すぎず重すぎずが徹底された素晴らしい書き味です。
なめらかな書き味はボールペンにおいては重要。
フリクションは書き味がザラザラすぎてダメ。ジェットストリームは滑りすぎ。
エナージェルとかのゲルインキ系も滑らかといえば滑らかですが、インクがドバドバ出過ぎて減りが早いのと滲む感じが好みではないのでダメ。
あとゲルインキ系は滑らかさの感覚が通常の油性と何か違うので苦手。
書き味のストライクゾーンは結構狭いです。
ですが今回のブレンは私の好みの感覚をしっかりと抑えてくれていてかなり満足いく書き味です。なめらかかつ、ブレを徹底して排除した設計が字を上手く書けている理由なのだと思っています。

ノック感が秀逸

他のボールペンと違い非常に丁寧なノックの質感です。ボールペンですので書くことが最も大事ですが、これはノックの感触という細かい部分までこだわっているようです。
ノックしたときの感触が他のものと比べてかなり上質なのです。他社のボールペンは特に気にしていないせいか概ね雑な質感。
実際に触って体感してもらわないと分からない感覚ですが、私はこのノックの感触が最終的に買う決め手になりました。
この感覚はそこらのボールペンや三色ペン等では味わえない感覚です。
ノックしなくて良いシャープペンのドクターグリップもありますが、逆にこれは何度もノックしたくなる感覚になります。
今まで文具を使って最も良いと感じたものはぺんてるの万年CILケリーです。それと同じくらい良いと思いました。
スムースかつ上質なノック感。最高です。

 

↓万年cil ケリーはこちら、まさに万年筆のような形をしたシャープペンシルです。約1,000円。見た目にこだわっていて高級感あります。

ぺんてる 万年CIL(ケリー) 青 0.5 HB P1035-CD 1.2cm×12.5cm

最後にコメント

かつては三菱鉛筆のジェットストリーム派、時々ぺんてるのビクーニャ派という感じだったのですがこれらを完全に超えました。
両者とも滑らかで書き味は確かに良いです。しかし滑らかだったら良いというわけでもなく、わずかな抵抗がないと書き難いのです。
そんなわがままな私の要求を満たしてくれたのがこの です。書きやすい、見た目も良い、ノック感も良い、更に安いで大満足100点満点のボールペンです。
最近全然文具にはこだわらず専ら会社の備品の安物だったのですが、良い物は全く質が違うと改めて実感しました。良い物に出会えてよかったです。
ヘビーユース確定です。


↓今回ご紹介のペン:ブレンはこちら