今朝の日経新聞でアルプスアルパインが非接触型のディスプレイに関連する技術を開発したという記事が出ていました。
そして本日関連銘柄について調べていたところ、タイムリーにアスカネットが急騰。セブンイレブンのレジで実証実験が開始されるという材料で上げたようです。
去年もコロナ禍で村上開明堂が類似の技術を発表して多少話題になりましたが、これは良い事業と思いました。
何故かというと単純に近未来という感じがしてワクワクするしカッコイイからです。(子供か) 未来に希望が持てます。SF映画が好きなのでこういう技術が出てくるとたまりません。
例えば、映画:マイノリティリポートではトムクルーズがカッコよく空中でディスプレイを操っています。
他には映画:アイアンマンでロバートダウニーjrが。
アメリカのSFドラマ:エクスパンスではハンドターミナルとして登場。
ちょっと古いゲームですがPS3のヘビーレインでは主人公がメガネをかけて空中でデバイスを操作しちゃったりしています。
このように近未来の技術として空中で画面操作する場面を頻繁に見かけます。この技術が普及して当たり前の世界になったらいいなとめちゃくちゃ期待しています。
活用を期待する分野
非接触のため感染対策という面で特に医療分野に期待ができるほか、
・衛生的な環境が必要な飲食店
・料理のレシピ確認
・自動車のヘッドアップディスプレイ・ナビ
・デジタルサイネージ(電子広告)
・作業現場
・PC/タブレット端末・スマホ
等多くの分野への活用が期待できます。
補足:キーワードについて
この技術・製品について各社、呼び名がバラバラで微妙に異なるようです、
検索ワードとしては
・非接触ディスプレイ
・空中タッチディスプレイ
・空中ディスプレイ
・空中タッチパネル
・タッチレスディスプレイ
・クリーンタッチディスプレイ
このようなものとなります。企業調べの際はこのようなワードで色々検索するとヒットします。
関連企業(上場企業のみ)
・アスカネット(2438)
・村上開明堂(7292)
・アルプスアルパイン(6770)
アルプスアルパイン、空中表示・操作できるディスプレー: 日本経済新聞
・三菱電機(6503)
・凸版印刷(7911)
凸版印刷、空中タッチディスプレイを新方式により大幅改良、視野角が2倍に | 凸版印刷
・大日本印刷(7912)
・シャープ(6753)
・日本カーバイド工業(4064)
・マクセル(6810)
明るく高コントラストの「空中ディスプレイ」、マクセルが開発 感染症予防に - ITmedia NEWS
・加賀電子(8154)
コメント
調べてみるとこの分野ではアスカネットが先行している印象があります。しかしながら競合の顔ぶれを見るとアスカネットよりも規模が大きい会社ばかりです。資金力も大きく関わってくるはずです。本気になってこの分野に投資されれば一気に追い越されそうにも見えます。今朝のニュースのように実績ができたからといって安心はできません。動向を注視していく必要があります。
一番の課題はおそらくコスト面だと思います。いくら良い技術でも高ければ話になりません。まだまだこの分野は始まったばかりなのでこれからの成長に期待します。
大きなメリットがある技術なのでコストの課題さえクリアできれば一気に普及していくと考えています。非常に楽しみなテーマです。