自分本位。

株とモノ批評、時々小話。なんでもことばに。

麺を揚げたユニークな高級麺スナック「麺ざくざく」を食べた(二階堂製麺所・マルニ食品)

f:id:jobsucks:20220608063053j:image

随分前にもらった頂き物を食べるのがもったいなくて放置したままとなっていた。仙台にある二階堂製麺所という高級手延べうどん店がプロデュースする麺を揚げたスナック菓子「麺ざくざく」を食べた。こういうローカルなもの、好きです。

レストランBUNZA|二階堂製麺所 オンラインショップ

 

税込378円となかなか高級な価格設定。私の場合、旅行のお土産感覚であれば納得いくが普段の買い物感覚では手が出ない価格。

調べたところ地元では有名店らしく高級感が漂った雰囲気となっている。ブランディング力が凄まじい。

食べたのは宮城県の名産であるカキにちなんだ「かき醤油味」と牛タンが入った「牛タン塩味」の2種類。店同様、高級感がそこそこ感じられる外装。どちらも二階堂製麺のオンラインショップで購入できる。他にあるのは「仙台辛味噌味」と「藻塩味」。全4種類。後から気付いたのだが味によって麺の形状や太さを変えているらしい。

f:id:jobsucks:20220608185140j:image

「あおばの恋」という宮城県産の小麦を使用しているとのこと。

f:id:jobsucks:20220608185145j:image

NHKのドラマ「おかえりモネ」にちなんだものらしい。お店が出たのか、料理が出たのか、単に地元だから便乗しただけなのか、ドラマを観たことがないので詳しい事は不明。調べてみても明確な答えは出なかった。

味について

味の方は当然ながらなかなか美味い。しかしカキ味のほうが麺の独特な匂い(小麦?乳製品のような匂い)が感じられてクセがある。この匂いが苦手だというひともいるかもしれない。食感はポッキーに近い。どちらも酒のつまみとしてピッタリ合うように作られている。

 

f:id:jobsucks:20220608063146j:image

麺ざくざく かき醤油味【タイアップパッケージ】 – めんのマルニ/二階堂製麺所

かき醤油味。

 

f:id:jobsucks:20220608185208j:image

かき醤油味には乾燥昆布が入っている。せっかくなので乾燥させたカキを入れてもらいたいというのが正直な感想。(乾燥したカキがうまいのかは分からない。)牛タンと比べると昆布なのでやはり見劣りしてしまう。カキでないと釣り合わないだろう。感想したパリパリの昆布で昆布自体はとくに意外性はなく想像通り、というかどこにでも売らているおしゃぶり昆布と同様の何の変哲もない昆布だ。

かき醤油というネーミング通りカキの旨味や苦みを感じる味付けとなっている。なかなかうまいのだが、麺の独特なクセ(香り)が邪魔してしまいわずかに気持ちが萎えてしまう。

 

f:id:jobsucks:20220608063134j:image

麺ざくざく 牛タン塩味【タイアップパッケージ】 – めんのマルニ/二階堂製麺所

こちらが牛タン塩味。

f:id:jobsucks:20220608185154j:image
牛タン塩味には乾燥した牛タンが入っている。乾燥しているだけあってパリッパリ。牛タンのような噛み応えはなくビーフジャーキーとも違う。薄くカリッカリになりすぎてチップス状になっている。旨味が凝縮されていて噛む程に味がジワっと口の中に広がって来る。個人的にはこちらの方が麺の香りのクセが少なく食べやすい。また香ばしさも多少あって好みの味だ。安定の塩コショウだ。カキ醤油より断然こちらの方がうまい。中に入っている牛タン(らしきもの)もあり、リピートするならこちらだ。

最後に

仙台辛みそ味にはコーン、藻塩味には枝豆がトッピングとして入っている。どれも美味いのだろうが初見の人からするとやはり牛タンがはいっている牛タン塩味を選ぶのではないかと思う。(値段に見合っているように感じる。)ちょっとバランスが悪いような気が。。。それにしても一度他2種類も食べてみたいとは思った。藻塩の方は気になっている。

今回のお菓子はどちらもネットにて購入可能となっている。興味があれば是非ご賞味を。