自分本位。

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ついに見つけた市販のシナモンロールを比較~シナモンロールを探し求めて~

 

ふと、むしょうにシナボンのシナモンロールが食べたくなった。以前関東に住んでいたころは近所にお店があったので食べたい時に食べられたが、引っ越した現在は残念ながら近所にシナボンはない。

・1日に摂ってもいい許容量を大幅に超えていそうなレベル糖分と甘さ加減。
・シナモンのかぐわしい香り
・暖かくふんわりやわらかな生地
・甘すぎて食べるとすぐに喉が渇く感じ。
・人体にとって好ましくない、不要と分かっていながら食べたくなる中毒性。

短所も色々とあるがシナボンのシナモンロールは旨すぎるのである。自然と私の体がシナモンロールを欲していた。本能・欲望の赴くままにシナモンロールを食べたいと思った。欲望に従いシナモンロールを探し回ったものの、そういう時に限ってシナモンロールは全く見当たらない。シナモンロールを食べたいという欲求を頭の隅っこに放置し続けること約数ヶ月。ついに近所でシナモンロールを見つけることができた。

 

その1:フジパン おうちで焼きたて シナモンロール

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スーパーの菓子パンコーナーでついに見つけた。たった一つのシナモンロール。
申し訳程度に角の方に数個並べられているだけであった。シナモンロールの需要がないということだろう。自分でオーブントースターで温めて食べるタイプのシナモンロールとなっている。

自宅にあるオーブンで温めてみた。最初は時間をかけすぎて黒く焦がしてしまい失敗。オーブンが暖まり始めてせいぜい1分くらいで良さそうだ。

そのまま食べても良いのだがやはり温めないと本当のシナモンロールとは言えない。それをメーカーは分かってらっしゃる。暖かい状態で食べることこそシナモンロールの醍醐味なのである。大きさ、味ともに満足。「これこれ!」とシナボンを思い出す感覚に浸ることができ、私のシナモンロールに対する欲求を満たしてくれた。

 

その2:ファミリーマート ふわっと香り広がる シナモンロール

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パンコーナーかデザートのコーナーにあるのかと思いきや、冷凍庫に置かれていた。完全にノーマークであり、道理で見つからないわけだ。こちらはレンジで温めるタイプになっている。手軽に食べられるところが良いのだが、手のひらサイズの小さなシナモンロールが2個でなんと約300円もする。ちょっと高め。

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肝心の味はというと、まず上にかかっている白い砂糖部分の甘さだけがブワっとやってくる。揚げパンを食べているみたいな感覚になる。そのあと遅れてシナモンの香りが。更にシナモンの香りが弱く、これではシナボンには程遠い。ボリューム感も物足りない。

残念ながら味・ボリューム・価格面において満足いくものとはならなかった。リピートはしないだろう。

 

ひとこと

シナボンがあんなに旨いにもかかわらずシナモンロールはおそらく人気がない。だから市販のシナモンロールがなかなか売られておらず大変残念な限り。近所にシナボンがない場合、今回紹介したフジパンのシナモンロールが売られていればこれで欲を満たすことを勧めさせていただく。