自分本位。

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3月16日の地震保険の結果が出た。

ついにお待ちかね。地震保険の調査の為、ようやく調査員が来た。

 

↓前回記事

 

エコキュート交換により60万円以上飛ぶことが確定し、調査が入るまでお金にまつわるストレスが尋常ではなかった。白髪が増える勢いだ。額の面積も広がりかねない由々しき事態だ。この地震の判定によって今後の生活水準が大きく変化するといっても過言ではない。一発勝負のデッド・オア・アライブであった。少しでも気を紛らわすために鑑定人が来るまでの約2週間、見落としなく査定金額を少しでも上げられるようにと家の損壊状況を隅から隅まで日々調べた。

今回来た調査員は1名。所要時間約2時間。結果は建物:一部損、家財:小半損という結果に。マイナスになる自体は避けられたがかなり期待外れであった。誠に遺憾。


事前準備と判定

①準備

スムーズに終えられるように、こちらが用意したものは間取りが分かる平面図と家財の写真。建物のひび割れ箇所はチョークで予めマーキングしておいた。

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前日に気付いた壁の破損である。外壁が割れてポロリと脱落している。これが最も大きな損傷だ。二階の届かない場所にあり業者に依頼しないと修復できず、そこそこデカい為かなりショックであった。屋根があるため雨水の侵入などはそこまでなく直ちに影響はないと思われるので今日現在放置中。


②結果について

地震保険(建物):一部損(5%補償)
750万円×5%

家財保険:小半損(30%補償)
200万円×30%

保険金合計:975,000円

このような結果となった。対して出費は エコキュート交換費用65万の他、合計で90万はかかる見込み。

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結果的にプラスの収支予定となった。今回を機に家財保険の増額を検討している。
倒れて壊れたスクーターの修理代も含めると手元に残る金はあまりない。残った金は生活費やわずかな貯金として消えておしまい。
テレビは中古品にする、建物修復費用は複数業者に見積もる等、できる限り節約して家族に少しでもお小遣いをあげたいと思っている。

判定について

給湯器は建物に設置されていて、建物の一部とみなされているにもかかわらず給湯器自体の破損はカウントされないとのこと。建物ひび割れ・損傷は合計30箇所以上あった。しかし結果は一部損。間引いて計算しているんじゃないの?と疑う程これには失望。
エコキュートの交換見積は想定よりも1.5倍以上高かった。これが本当に痛すぎる。建物の修復費用は単なる予想。出来る限り費用を抑えたい。

そして特に納得が行かないのは家財の判定だ。落下・転倒しただけでは損傷と認められない。大袈裟に言えば一度落下してしまったら見えない損傷や不具合が生じている可能性があるにもかかわらず、だ。

落下・転倒したものは全て報告した。しかしながら目に見える破損・キズや機能的に不具合が出ていなければ基本的に却下された。詳細については開示されなかったが、認められなかったものは少なくとも推測で寝具・衣類・CD・タンス・その他家電。予め調べて自分で算定して最低でも大半損認定レベルであったが予想は外れた。

 

心得

保険金を不足なくしっかり受け取ることは被災者の当然の権利ということ。
家や設備の破損で損害を受けて、保険金を受け取っても足りずに修理のために大金を負担しなければならないというのは保険金の意味なし。地震があった時、損なくお金を受け取るために入っている。このことを忘れてはならない。損してしまっては地震保険の存在価値はない。

調査員の当たりハズレもあるだろうが、調査員が来て保険の査定をする場合は恐らく希望・予想よりも判定は下振れになるといって良いだろう。見舞金という意味も含めてある程度余裕が出る位多くもらうべきだというのが個人的な感想だ。


地震保険について

日本は地震が多い。やはり地震保険は初期負担が大きくても厚めに掛けておくべきだったとかなり後悔している。年1回巨大地震が来る場合、こちらの財力が持たない。見舞金という意味も含めてある程度プラスになるのがベストである。

家や家財が壊れて泣き寝入りなんてことにはならないよう、地震保険はよく考え契約、あるいは見直すことが重要であると気付かされた。特に東日本の地域で戸建てに住む場合、地震保険は富裕層を除き確実に必要になるものであり、絶対に掛けておくべきだろう。