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新型コロナウイルスが脳に与える影響(BBCより)

新型コロナに感染すると脳に変化が起こる可能性があることがイギリスなどの研究で明らかになったとBBCは報道した。

事全文は上記サイトより


記事をざっくり要約すると

  • 今回の研究は学術誌「Nature」に掲載。
  • 新型コロナに感染した401人を感染から平均4カ月半後にMRI検査を実施。
  • 対象者の脳全体の大きさは、0.2~2%収縮。
  • 軽症の場合でも脳全体の大きさがわずかに縮小し、嗅覚と記憶に関連する部分の灰白質が減少していた。
  • 研究者らは、この変化が永続的なものかどうかは分からないものの、脳は回復する可能性があると強調。
  • 脳は自己治癒力を持つ。時がたてば感染による有害な効果が緩和する可能性は十分にある。

主にこのような事が言及されている。

わずか400名程度での実験の研究結果ではあるが、しっかりと研究結果として発表されたものであるためそれなりに信ぴょう性はあると言えるだろう。

 

コメント

コロナ流行の初期段階から嗅覚異常や倦怠感と言うのは情報があったため特に驚きはなかったが、実際に研究結果として脳に影響があるという事が明示され恐怖を感じている。コロナについてはただの風邪だから大したことないと言う声もあった。

しかし一部では熱が引いて治っても咳がとまらなくなった、他の家族は軽症で済んでいたが自分はかなり重症で風邪レベルではなかった、髪が抜け落ちて薄毛になった等といった情報もあり、必ずしも大したことがないとは言い切れない。本当によく分からないウイルスであり、なんとしてもかかりたくないウイルスなのは明らかだ。

たとえワクチンを打っていようともかかることをそもそも避けたい。「かかっても大したことない」とか、「かかっても治るから大丈夫だ」というくらいの軽い病気ではないかもしれないという事である。
脳が回復する可能性があるといっても全く安心・楽観視はできず、かからないに越したことはないだろう。

 

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