自分本位。

株とモノ批評、時々小話。なんでもことばに。

フードデリバリー配達メモ:配達ミスの予防方法など

             f:id:jobsucks:20220308063600j:plain

まれに誤配や場所不明の届け先が発生することがでてきたので記録しておく。

誤配のトラブルの主な原因は客のピンズレと自分自身の確認が不十分だったことによって生じる。客が自宅の場所を他所の住居にピンズレしていたらそれはどうしようもないこともある。しかし恐らく客側は納得はしない。なぜかというと腹が減っているから我慢が難しい面もあるし、だったらちゃんと調べて持ってこい・戻って取りに行けなどと言う者もいると思われるから。

実際にwoltでは誤配した時に取りに戻れと言われたが、渡してから暫く時間が経っているのでそもそも無理なので返金しますとこちらから断った。戻って回収した時間が経った料理を客に渡せるわけがない。

基本的にはこちらがアプリの指示通りに間違いなく配達したと言えば客からその後クレームが来ることはそこまでない。しかし誤配をしてしまうと客から「届いていない」と後から配達中に電話が来て次の配達に支障が出てしまうため、やはり客のミスでピンズレしていようとも面倒事にならないようしっかり調べて届けた方がマシなのは言うまでもない。

今までの配達の経験上、住所さえ正しく入力していれば良いと思っている客がかなりの割合を占めている。(特に戸建て住まい)
ピンの位置をしっかりと正しく設定している人とそうでない人は7:3くらいの感覚。お客はピンの設定をそこまで重要だと思っていない。そのため、面倒だが届け先にはかなりの注意を払わなければならない。

 

戸建ての配達に関する注意・メモ・対策

戸建てへの配達は集合住宅と違い、建物に名前がないので非常に迷いやすく、間違いやすい。さらにピンズレの頻度がが集合住宅よりも確実に上がってくる。


戸建てへの配達の注意点・問題点

ピンの場所の表札とアプリにかかれている注文者の名字が違う場合あり
⇒アプリに名字が書かれていない場合、確認できないので書かれている時に限り必ずチェック。

ピンの場所に戸建てはあるが、合っているかどうか判断が難しい。
⇒一度でも誤配を経験すると、本当にその場所で良いのかかなり心配になる。表札も番地の表示もなく判断が困難なこともあり。

宅地開発されたばかりの地域は地図に載っていないことがある
⇒新しくできたばかりの住宅地は地名が新しくなっている場合があり、マップに登録されていない事が多い。私が配達するエリアでは地名が新しくなってから数年経ってもきちんと登録されていない場所がある。道すらもマップに表示されていないケースもあり。グーグルマップで住所検索してもヒットせず、ピンの位置も適当というハードな案件がたまに発生する。この場合、注文者に電話し外にでてきてもらう、近くまできてもらう等の対応をとってもらう必要がでてくる。

 

戸建ての誤配(届け先間違い)を予防するための対策

ピックアップして届け先が表示されたらまず、ざっくり場所と住所を確認すること。
それで戸建てと思われる建物であれば以下のような文章を辞書登録しておいてメッセージを送っておく。

戸建て注文者へのメッセージ(一例)

この度はご注文頂きありがとうございます。お届け先が戸建てのお客様へご協力のお願いです。配達ミス防止の為、恐れ入りますが以下の内容につきまして出来る限りお知らせくださいますようお願い申し上げます。
・建物の外観の特徴
・表札に記載されている名字(表札がある場合)
・お届け先のお宅の前に停車している車の種類や色
・その他目印となるもの(近隣の施設・お店など)
※注文情報に記載頂いている方につきましてはご連絡不要です。

以上、お手数をおかけいたしますがご協力の程お願い申し上げます。

まずはこういった内容のメッセージを送っておく。
返信がこなければ指定場所付近に着いたら電話する。

 

集合住宅へ配達する時のポイント

基本やることはたった一つ

これは毎回面倒になってしまうが、宛先の建物名を手動で入力するという事。
ほとんどの場合、あまりに新しい建物でなければほとんどグーグルマップでヒットする。配達アプリのマップは雑で少しズレていることがあるので、時間を無駄にせずスムーズに配達をするためにも毎回手打ちが確実。

※マンション名の後に番号やアルファベットが振られていないかに注意。違う場所がヒットする場合もあるため必ず住所があっているか確認すること。

万が一Googleマップでヒットしなかったら

①google検索で探す or 住所を手動で入力。

集合住宅の所有者は入居者を入れて収益を上げなけらばならないため、不動産サイトにほぼ確実に登録されている。
Googleマップでヒットしなかったら、建物名を検索して調べれば不動産サイトに情報が基本載っている。不動産サイトから何とか場所のヒントを探り、場所を見つけるパターンだ。面倒だが確実に届けるため、多少時間がかかってもこうするしかない時もある。


②直接電話する

どうしてもわからなければやはり電話するしかない。
・住所
・建物の外観や目印
・近くにある建物等

少なくともこの3点を確認しておけばたどりつけるはずだ。

 

最後に

収益を上げるためにはもちろんスピードは大事だ。
しかしながら、スピードを重視するあまり頻繁に誤って配達するのであればそれは本末転倒。スピードには危険が伴う。安全に的確にスムーズに配達することこそが安定的に収益を確保する一番の方法だろう。
今回挙げたような方法で配達先に迷う頻度を極力減らし、効率良く配達をして余計な手間・労力をかけないことは大事になってくるはずだ。