鼻の手術をきっかけに禁酒し始めて約3か月が経ちました。
現在まで健康目的で飲んでいる薬酒を除いては全く飲酒はしていません。
禁断症状的なものもありませんし、我慢しているつもりもないためストレスも溜まっていません。
20代でほぼ毎日飲んでいたのになぜ禁酒することができているのか改めて考えました。
※前回の内容と被ることが多いですがご了承ください。
①飲酒しないメリットを徹底的に頭に刷り込む。
飲酒しないと以下のようなメリットに気付きました。
・コンディションが良くなった
トイレで起きることがなくなったのもあり良く眠れるようになりました。睡眠の質は以前よりも改善しています。また以前は飲酒によって翌日頭痛が頻繁にあったのですがそれも今ではなくなりました。
飲酒後は体のだるさも多少ありましたがそれもなくなり、飲酒しているときに比べ体の調子が良いと感じています。
※10/8追記
昨日、先月の健康診断結果が出ました。
去年お酒を飲んでいた時期と比較して少しですが肝機能の各数値が低下していました。
・お金が増える
厳密に述べると「毎月の消費(浪費)が減ってお金を貯められるようになった」ということです。
毎月酒代がない代わりにその分を貯金や投資に回せます。
また、私の場合は並行してダイエットも行っているので食費も減っています。
それが相乗効果となり無理のない範囲で毎日数百円貯金を実施しています。1か月合計すれば1万円以上となりかなり得した気分になります。
多少語弊があるかもしれませんが、実質お金が増えるということと同義だと思います。
・時間を有効活用できる。
酒を飲む場合、店と自宅どちらも1時間では収まりません。
ダラダラと飲み続け結局大量の時間を無駄にすることになります。
いつも飲んだ後になって時間を無駄にしたことに後悔してきました。今では酒による時間の浪費や後悔はありません。
飲酒の時間を読書、勉強、副業等に替えることができればかなり有意義な時間といえます。
・飲み会に行かなくて済む口実にもなる
私は大の飲み会嫌いです。これまで無駄に飲み会に参加し、時間を無駄にしてきたことを未だに後悔しています。
「飲み会が嫌いだから酒を辞めた」などとはっきりと言って人間関係に摩擦を生じさせるつもりはありませんが、飲み会が嫌すぎるのであればそもそも酒を辞めてしまえばいいという考えに至ったのです。少しでも飲み会の参加不参加を自分の意志でコントロールしやすくできるのであればその方がストレスを溜めずに済みます。
いかに主導権を握って物事を自分でコントロールできるか、ということは人生において大事な要素です。こういった類のことは最近、勝間和代さんの著書「勝間式 超コントロール思考」を読んで学びました。
ストレスの多くは自分でコントロールすることができない事象が起因しています。だったらそれらを極力減らすように努力すれば良いということです。
また、現在ダイエット中ですが夜の食事を辞めることができれば余計に飲み会に出席する必要がなくなり、誘う側も余計私を誘う意味がなくなります。
誘う側も気を使って声をかける必要がなくなるので自分と相手双方にwin-winになると思っています。現在コロナ禍のため飲み会自体殆どありませんが今後は「健康に気を付けて酒はもう辞めました。」などと言ってやんわりとお断りしていこうと思います。
家族を養ってより豊かな生活を送っていくために飲み会という無駄な事に時間を使っている暇はないのです。そんな時間があるなら家族や自分のために時間を使えと、いつも自分に言い聞かせています。
逆に飲み会に積極的に参加して、先輩上司に阿り酒を注いでゴマスリしまくって給料が上がるような仕事に就いていれば積極的に参加するべきでしょう。私の場合、参加してもしなくても給料に影響はない仕事なので飲み会に参加して時間を浪費するメリットは特にありません。
飲み会に参加しないと付き合いが悪いと思われて周囲と疎遠になるかもしれませんが会社をクビにされることはありません。業務外の私的な時間をわざわざ会社の人に時間を費やすということは個人的にはあり得ません。
逆にお酒のメリットはなんだったのか思い出してみました。
・気分が良くなる
・多少のストレス解消
・一口目のビールがうまい。
思いつくメリットはこんなところです。
結局はその場限りの、ひとときの楽しみやストレス発散というだけです。
考え方は人それぞれです。私は両方のメリットを天秤にかけて確実に飲まない方が良い気分になれると思ったので禁酒できています。
禁酒を考える方はそれぞれのメリットを徹底的に整理して考えるのが良い方法だと思います。禁酒のメリットがあまり思い浮かばない、あるいは飲酒するメリットの方が勝っている場合は禁酒にチャレンジしてもおそらくうまくいきません。禁断症状が出てしまいストレスが溜まるばかりでかえって逆効果だと思います。
②意志や目標を持ち続ける。
私の場合は毎日少しでもいいので貯蓄を増やすという意志を常に持って生活しています。(株では負けてしまいますが)
これは一朝一夕で成せることではありません。毎日の積み重ねです。それを考えればお酒を飲んでいる余裕などありません。
莫大な富を築いている人や年収1000万円程あればいいでしょう。しかし私の年収は500万にも満たない額です。
毎日何かして動き続けなければならないという気持ちなのでお酒のことは後回しになっているというのが禁酒の要因の一つです。
禁酒の先にある目標をしっかりと考えることは重要です。
③身の回りに酒を絶対に置かない。
所謂「飯テロ」と一緒で、お酒が目に入ったら自然と欲求が高まり飲みたくなってしまうのが人間の性です。
そして一度欲求が高まると我慢するのは苦痛になります。
冷蔵庫に缶ビールやワインがある、目に入るところにウイスキーのボトルがある等の環境は禁酒するためには不適切で苦行にです。
酒の存在を忘れるような努力が必要なので家にあるお酒は処分する方が望ましいです。
④お酒代わりになる好きな飲み物を常に用意する。
特に好きな飲み物がなければノンアルコール飲料でいいと思います。
私の場合はウィルキンソンジンジャーエールがお気に入りです。なければ代わりにカナダドライのジンジャーエールを飲んでいます。
現在はもうこれだけで満足できています。飲み物でなければお菓子などもいいかもしれません。食べ物であれば私の場合はグミが好きなのでグミで気を紛らわせると思います。
⑤熱中できるものを探す
ここしばらくはこうしてブログを書くことや投資・株に関する勉強・情報収集することに熱中しており生活の一部のような状態になっています。
家族の面倒を見たりなど無駄にする時間は現在全くありません。自由に使える暇な時間があると「とりあえず一杯」と酒を飲みたくなることがあります。
これも禁酒を妨げる一因になる場合があります。なので時間を持て余すことがないようにするのも一つのやり方です。
最後にコメント
日々投資・株価・お金のことを考えていると正直酒のことなんてどうでもよくなってしまいます。意志を曲げないということだけでなく気持ちや時間的余裕がなくなったことも要因としては多かれ少なかれあると思います。
お酒を次に飲むことになるのはおそらく自分の子供が将来飲めるようになった時でしょう。家族を養い、より豊かな生活を目指して今日も私は禁酒し続けます。
↓前回の記事