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QYLDの代わりになりそうなアメリカの高配当銘柄を探してみた

先日、 ツイッターのタイムラインにQYLDに関するツイートが流れてきました。

 先月の配当約0.22ドルに対し、今回は0.188ドル。結構な落差です。
ある程度変動の予想はしていましたが約16%のダウンはかなり手痛いです。
この結果、先日配当金で毎月1株ずつ購入していく思惑で140株購入しましたが、計算上8月の配当ではそれができないことになります。
これは困りものです。計算すると利回りは税引き後7%台。今後さらに下がるとなれば他の銘柄も選択肢として用意しておく必要があると思いました。

今日は米国の高配当銘柄について調べ、代わりとなりそうな候補を探しました。

 

プロスペクト・キャピタル(PSEC)

株価:8.2ドル

利回り:8%~14%

直近配当:0.18ドル(8.88%)

配当月:毎月

プロスペクトキャピタルは金融会社。
配当利回りは8%~14%とQYLDに匹敵する超高配当銘柄となっている。
基本的に毎月配当のようですがが気になるのは今年に入って2、4、5、6月は無配当となっている点。ここがQYLDと比べると安定性に欠けるという印象があります。 

2004年から配当は行われているようです。

エイリス・キャピタル (ARCC)

株価:20ドル

利回り:8%~13%

直近配当:0.41ドル(8.26%)

配当月:3、6、9、12月
エイリスキャピタルはプロスペクトキャピタル同様金融会社となっています。

配当利回りもプロスペクトキャピタル同レベルの水準。こちらも2004年から配当は行われているようです。

ニューマウンテン・ファイナンス (NMFC)

株価:13.4ドル

利回り:8%~13%

直近配当:0.3ドル(9.06%)

配当月:3、6、9、12月
ニューマウンテンファイナンスは投資会社。こちらも高い配当利回り。

気になる点は配当の歴史が浅い所です。
配当開始は2011年8月からとなっています。リーマンショック級の不況が起こった時にも問題なく配当がもらえるのかどうかという心配があります。

 

注意すべき点

これらはQYLDと違って個別銘柄となります。業績によっては減配の可能性もQYLD同様にあるはずです。配当額の変動をある程度覚悟しておかなければならないでしょう。配当利回りが高いからといって一点集中買いするのではなく、エクソンモービル、AT&T、アッヴィ、ベライゾン、ファイザー等の大企業銘柄やSPYD等も組み合わせて分散して買った方が安心感・安定感がありそうだと思いました。