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投資日記(8/10) テックポイントインク2Q決算 四半期単独で過去最高の売り上げを記録

 テックポイントインク(6697)について

↑決算情報はこちらで見られます。

 

本日保有株テックポイントは2Q決算を発表しましたた。

決算資料を引用するのはおそらくまずいので、画像の引用は控えさせていただきます。想像以上の伸びとなっています。

ポイント

初心者ながらわかったことは、

まずは、四半期単独で比較すると過去最高の売り上げを記録したということです。

売上高

監視カメラ向け・車載向け半導体のいずれも昨年の2Q単体で比較して約2倍の売上。

昨年の中間実績と比較しても約2倍の売上。

 

営業利益

・前年2Qと比較して約12倍増

・今年の1Qと比較して約17%増

 

業績予想ポイント(昨年年間実績と比較して)

・売上高:約1.63倍増の見通し

・営業利益:約4倍増の見通し

・当期純利益:約3倍増の見通し

 

業績は十分すぎる程だと思います。

懸念点

個人的な懸念点は、

「2021年5月12日に修正を公表した通期業績予想から変更しておりません。」

 決算資料にこのように宣言されている通り、今年度の通期業績予想に変更がないということ。下期ある程度数字が固まってきた段階で上方修正するだろうなという想像はしていますが、これはマイナスのイメージと判断されてしまうことも考えられます。

資料には、

「生産能力の状況に改善が見られるまでは、四半期ごとの売上高が大きく伸びることはないと考えています。」

 と記載されている通り、生産能力の問題が未だ解消されていないということです。すぐには難しいでしょう。

そのため、新製品のCMOSイメージセンサー、ドアフォン用半導体は

「2021年下半期の量産出荷を計画したが、世界的な半導体生産能力逼迫のため、量産出荷は2022年以降となる見込み」

 と記載されています。もともとこれは当初予算に組み込まれてなかったとのことですがこれが不安要素ともとらえられます。

以上の点において市場がどのように捉えるのか非常に難しいところです。

現在半導体の生産がひっ迫しているため、それが事業の妨げや製造コストの増加などの悪影響になっていることを示唆しています。

ですが逆に考えると、今後この状況がある程度落ち着いてきたとき売上が更に伸び可能性が十分あるという前向きな見方もできます。

 

その他コメント

個人的な予想だと、信用買いが多いため上がっても返済売りで大きくは上がらないだろうと思っています。 あとはこの銘柄の知名度はイマイチで普段の出来高が少なめなのも心配しています。

とにかく、

私の含み損よ、どうか消えてくれ。ということしかないです。

 

その他:監視銘柄について

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昨日は決算発表だったニプロ(8086)を監視していました。コロナ関連で入院患者増加で業績が良いだろうと甘い期待をして買うつもりで張っていました。しかしながら経常損益の数字はコンセンサスを下回る内容。発表と同時に一気に下落し前日比-73円。

チャートが好みの展開だったものの、またレンジの支持線付近まで下落。しばらくこのレンジ相場は抜けられそうにないと判断。監視対象から除外となりました。

今日はもう一つ監視していた環境関連銘柄エンビプロの決算。楽しみです。