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5/27 深田恭子さんの活動休止について思うこと

女優の深田恭子さんが適応障害で活動休止とのニュースが出ていた。

news.yahoo.co.jp


 

僕が子供の頃からすでに女優として第一線で活躍していた大人気女優というイメージだ。
38歳になって今も尚活躍しつづけ、美しさも保ち続けている。というか年を重ねる度に美しくなっているように見える。
まさにプロ意識の塊である。
個人的にはUQのCMが好きだったので見られなくなるのは残念だ。
彼女の出演作を多く知るわけではないがあのCMは彼女の美貌と妖艶さを極限まで高めた最高の代表作だと思う。

今回のニュースで思ったことは、深田さんはあまりにも働き過ぎなのでしばらくゆっくり休んだ方が良いということだ。
自分も適応障害を患ったことがあるが、実際これはほとんど鬱病に近い状態である。

数年前、あまりにも激務で職場環境が最悪だった部署で鬱病・適応障害を患った。
3年程激務や上司と先輩社員の叱責・アルコールハラスメントに耐えていたがある日その限界が超えた。異変が体の至る所で生じたのである。
思いつく限りで当時起こっていた異変は
・短期間での10kg以上の激やせ
・便秘(1週間位でない)
・風邪の症状がない原因不明の37.5℃前後の発熱
・持病の偏頭痛の頻発
・脳のてんかん的な発作
・掌に帯状疱疹
・睡眠不足(仕事の嫌な夢ばかり見ていた)
・食欲の減退
・性欲の減退
・感情の喪失
・誰とも一切会話したくない状態

少なくともこのような症状が起こっていた。当時は死を考えていた状態だった。
診断書に書かれた内容は鬱病および適応障害といった内容だったと記憶している。
限界を超えたため、会社に診断書を提出し4か月程休職した。
復帰後は異動して現在の事務職に至るが、適応障害や鬱になったときに自分の場合一番の薬はとにかく休むということだった。

深田さんの場合は過密なスケジュール、スポンサー事情、マスコミ・世間からの目、週刊誌記者の執拗な追っかけ等、
自分のような一般人では想像もつかないような過酷な労働環境、相当なプレッシャーを抱えていたということは想像に難くない。
そういった重圧もありながら活動休止を決断したことは並大抵の勇気ではない。

もはや自分の時間やプライベートが皆無に等しいような状況だったのだろう。
このレベルまでいくと何のために生きているのかわからなくなってくる。よく今日まで耐え抜いてきたなとさえ思えてくる。
まさにプロ中のプロだ。しかしながら人間一番大事にすべきは健康だ。結局やっぱり最後は健康なのである。
元気があれば何でもできるわけではないが、元気がないと何もできないのである。

深田さんにはとにかくやすんで、やりたい事をやって自分の時間を大事にしてほしいと思う。
そして気が向いたら戻ってくればいい。どうかご自愛していただきたい。